ツェルマットで夏スキー


スイスのベルンに住んでいたころ、紅葉の美しい秋も終わり、晩秋の11月になるとどんより曇り空が続きました。気分も少々滅入ってきます。でも12月になると、街はクリスマスの飾りつけで華やぎ、気持ちも明るくなります。それに、スキーに行けるんです!スキー場に行けば、曇り空なんて関係ない。雲の上のスキー場で広い青空のもと太陽の光をさんさんと浴び、最高の気分に浸ることができました。

スキー場はベルンからほど近いベルナーオーバーランド地域によく行きました。グリンデルワルドからユングフラウヨッホへ向かう登山列車の乗り換え地点のクライネシャイデックでも日帰りスキーを楽しみました。私は車で行きましたが、ベルンの駅には週末になるとスキー靴を履いたまま乗車する人たちを沢山見かけました。

そして、泊りがけではツェルマットへ。通称クラインマッターホルンと呼ばれる、マッターホルン・グレッシャーパラダイス標高3818mから滑りました。富士山山頂より高い地点まで、ふもとの町ツェルマットからゴンドラとロープウェイを乗り継いで行けるのです。ロープウェイを降りるとマッターホルン北壁が手に届きそうなほど近くにそびえ立っています。スイスのスキー場は、日本に比べて人が少ないせいか、ゲレンデが広いせいか、自分が上手になったような気になります。帰国後日本のスキー場で、それが錯覚だったことに気がつきましたが。。

さて、このマッターホルン・グレッシャー・パラダイスでは、夏スキーが楽しめるのです。ツェルマットでスキー板をレンタルしてロープウェイとゴンドラを乗り継げば、そこはスキーパラダイス♬日焼け対策は万全にしてください。友人(日本人)は、サングラスなしで一日いたら、2日間眼が痛くて開けられなくなったと大変な思いをしたそうです。夏の山の日差しは強烈です。また、標高が高く、疲れた身体では高山病の恐れもありますので、スケジュールには余裕をもってお出かけください。

スキーはしなくても、夏のハイキングはツェルマットから手軽にできます。標高2300mのスネガヘは、ケーブルカーで5分もかからずに到着します。スネガからツェルマットまでのハイキングは初心者コースとしてお勧めです。

ご興味のある方は是非スイス・エクスプレスにお問い合わせください。


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