20世紀の喜劇王チャーリー・チャップリン。
1952年、戦争と独占資本を批判したチャップリンは共産主義者の烙印を押され、アメリカを追放されてしまいます。永世中立国「スイス」に移り住んだ彼は、スイスを愛し、スイスで生涯を終えました。晩年を過ごしたレマン湖畔には、チャップリンの銅像が立ち、今も美しい湖を眺めています。
レマン湖畔を訪れるなら、おすすめの場所がチャップリンの世界を体験できるミュージアム「チャップリンズワールド」です。
ヴヴェイ(Vevey)駅からバスに乗り、15分ほどのバス停「チャップリン Chaplin」を降りてすぐ!
スタジオには、「モダン・タイムズ」「黄金狂時代」「キット」などの有名シーンのミニセットが再現されており、チャップリンの映画の世界を体験したり、彼の波乱にとんだ人生を一緒に辿ります。
同敷地内には、国の文化財にも指定されているかつての邸宅「マノワール・ド・バン」があり、チャップリンが脚本を書いた書斎や、家族と過ごしたリビングルームが当時の姿のまま残されています。広い庭から湖とアルプスの山々を見渡わたせるこの場所で、彼は家族と幸せな時間を過ごしました。
ミュージアムにはレストランが併設されており、チャップリンの世界が表現された店内で、比較的リーズナブルなお値段でスイス料理を楽しむこともできますよ♪
<チャップリンズワールド>
■開館時間 10:00-18:00
■休館日 12/25,1/1
※レストランは9:30-18:30まで