スイス旅行のおすすめスポット【見どころ満載の美術館】


 
スイス最大の都市であるチューリッヒ。
ここには15世紀から現代に至るまでの数多くの美術品を所蔵しているチューリッヒ美術館があります。
そのコレクションはスイスで最も重要なもののひとつだと評価を受けるほど。

有名画家の作品を多く所蔵していることにも注目です。
まず後期ゴシックやイタリア・バロックの名作、レンブランドなどのオランダ海が、ルーベンスなどのフランドル絵画。
そしてマネ、モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンなどのフランス印象派絵画。
母国ノルウェー以外では最大の所蔵となるムンクやココシュカなどの表現主義絵画。
最後にピカソやシャガール、ミロ、ダリ、マーク・ロスコ、ゲオルグ・パゼルッツなどの抽象絵画やポップアート。
誰もが一度は聞いたことのある、各時代を代表する画家たちが顔を並べています。

もちろんスイスの国民的な画家フェルディナント・ホドラーをはじめとするスイス人アーティストの作品も。
特に階段の吹き抜けのスペースに作られた巨大な壁画作品は、この美術館でしか見ることができない大変貴重な大傑作です。


また、アルベルト・ジャコメッティの彫刻や絵画、デッサン等、150点以上のコレクションも必見です。
チューリッヒ美術館はジャコメッティ財団からの寄託を受けているため、多くの彼の作品を展示しているのです。


そのほかにも15世紀から現代にかけて集められた8万点ほどの素描や版画の展示や、写真や動画作品の豊富なコレクションにも心を奪われます。


美術館の建物は建築家であるカール・モーゼルにより設計され、その後幾度にも渡り増築工事が行われてきました。
そして現在、増大するコレクションの所蔵のためにさらなる拡張が計画されています。
200年にも渡り進化し続けるチューリッヒ美術館に目が離せません。







スイスエクスプレス
スイスエクスプレス

  • チューリッヒ美術館
  • チューリッヒ
  • スイス