スイス旅行・ツアーのトリビア【スイスのおとなり…】


 

リヒテンシュタインという国をご存知でしょうか?スイスの隣に位置する、世界で6番目に小さな公国です。



実はスイスとは強いつながりのあるこの国。
第一次世界大戦中、飢餓に陥っていたリヒテンシュタインに、スイスが救いの手を差し伸べた事が始まりでした。軍隊を持たず、中立を保っていたリヒテンシュタインに降りかかる災難。同じく中立国であったスイスは、自分も決して豊かではない状況下にもかかわらずこの隣国に小麦粉を提供したのです。そして大戦後、長らく忠誠を誓っていたハプスブルク家の崩壊をきっかけにリヒテンシュタインはオーストリアから離れ、友好的関係であったスイスと急接近。

通貨としてスイスフランを導入、関税同盟を結び、一部の議会においてはスイスがリヒテンシュタインの利益代表を兼務することに。また、リヒテンシュタインの国防もスイスが担当しています。




ただの「隣国」ではない、家族のような関係のリヒテンシュタインとスイス。この両国間は自由に往来することができます。
チューリヒから一駅の場所にあるサルガンスからバスで約20分。こじんまりとした静かな街が見えてきます。首都ファドゥーツです。


切手博物館があったり、地面には切手のイラストが描かれていたりとまさに切手大国。デザインも様々でとても可愛らしいのでお土産にもオススメです。



入国スタンプはありませんが、代わりにインフォメンションセンターでは王冠の入った記念スタンプを押してもらう事ができます。



リヒテンシュタイン家のファドゥーツ城。現在も国王が居城しているため内部の見学はできませんが、街のどこにいてもその姿を見ることができる国のシンボル的存在です。



半日かからずで観光できてしまう小国・リヒテンシュタイン。
ハイジの舞台・マイエンフェルトから立ち寄ることもできます。
スイスと深い関係をもつこの国にも、是非訪れてみて下さい♪








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