先日は、冬のスイス・アルプスの美しさと、グリンデルワルドでの過ごし方を少し記しました。今日は、氷河特急の東西の終点サン・モリッツとツェルマットの冬のおすすめの過ごし方について書きたいと思います。
まず、サン・モリッツは、1年の322日が晴天の街。炭酸泉が湧出しているのでシャンパン季候とも呼ばれています。とはいえ、標高1822m。冬は凍えるくらい寒いです。一日の平均気温が1℃未満なのです。サン・モリッツ湖は凍結し、湖上でポロやホワイトターフと呼ばれる雪上競馬が繰り広げられます。冬は朝が遅いので、ゆっくり朝焼けの街をお楽しみくださいね。サン・モリッツの日の出時刻は、12月1日は7時44分、1月1日は8時4分、2月1日は7時43分、3月1日は6時59分、となっております。*雪上競馬ホワイトターフ観戦ツアーはこちらです。
スキーをされなくても、展望台へ登ってみましょう!サン・モリッツ周辺には代表的な4つの展望台がありますが、簡単に行けるピッツ・ネイルとムオタス・ムライユをお勧めします。ムオタス・ムライユ展望台は、画家セガンティーニが愛した風景が広がります。イン川に沿って4つの湖が見えますよ♪ 展望レストランがどちらにも有りますので、ゆっくりランチをされて身体を暖めてくださいね。午後は、ドルフ地区でショッピングやハンゼルマンカフェでヘップバーンも愛した銘菓ヌストルテ(ナッツタルト)を試したり、セガンティーニ美術館でお過ごしください。夜は、レストランでゆっくりとお食事を楽しんでください。
または、世界遺産のベルニナ急行でイタリアのティラーノへ往復するのはいかがでしょうか?片道2時間半ほど。白銀のベルニナ・アルプスが車窓から広がります。ティラーノは周囲の山の斜面にりんご畑と葡萄畑が広がっています。冬はちょっと分かりずらいですが。。往復せずに、電車を乗り継ぎ、ミラノへ抜けるのもいいでしょうね。ティラーノからミラノは2時間半です。
Bernina Express
St.Moritz Winter
ツェルマットでも、スネガ展望台やゴルナーグラードへ行きましょう!冬ならではの景色に出会えます。スキーをされるなら、日本語ガイドさんの手配をいたします。初日だけ案内してもらい、コースを確認してから、残りの日は自由に滑るのはいかがでしょうか?マッターホルンを眺めながら、雲の上で滑る爽快感は素晴らしいです!
世界屈指の山岳ホテル3100クルムホテル・ゴルナーグラートもリッフェルハウス1853も9月下旬から12月中旬は休館しますが、冬はスキーシーズンということもあり、営業しております。この二つのホテルは、とても良い評判で、お客様にも喜ばれていますので、冬でもおすすめいたします。*二つのホテルのHPには日本語サイトがございます。ツェルマット観光局HP 日本語
スイス・エクスプレスでは、お客様のご希望をお伺いしてから、オリジナルのプランをお創りいたします。訪れてみたい街、体験してみたいこと、日程、ご予算等をお知らせくださいね。