世界遺産のブドウ畑ラヴォー地区の美味しいレストラン


レマン湖北岸はスイス有数のワインの生産地。3つのワイン生産地区があり、西から東にラ・コート地区、ラヴォー地区、シャブレー地区となります。世界遺産に登録されたのはラヴォー地区。ローザンヌからモントルーの間です。千年前の中世の時代から修道士たちが急斜面を開拓しテラスのような石垣を築き、道路を整備したそう。その後、ブドウ畑は生産農家に引き継がれ今日にいたります。この地で高品質なワインが作れるのは、空に輝く太陽とレマン湖の反射光そして急斜面を支える石垣が蓄える熱(夜間の温度低下を防ぎます)の3つの太陽のおかげといわれています。また、急斜面で水はけがいいこと、冬から春にローヌの谷から吹くフェーンも一役買っていると。生産量が少なくスイス国内で消費されてしまうため、ほとんど輸出されていません。

本日は、そのラヴォー地区のワイン試飲場と、美味しいレストランをご紹介したいと思います。

ラヴォー地区のワインは白が7割で、樹木種はシャスラです。全部で8つの次の生産村の名前がそのまま銘柄となっています。
カラマン (Calamin)、シャルドンヌ (Chardonne)、デザレー (Dézaley)、エペッス (Epesses)、リュットリー(Lutry)、サンサフォラン (St-Saphorin)、ヴヴェイ・モントルー (Vevey-Montreux)、ヴィレット (Villette)。その中でもデザレーとサンサフォランは人気です。是非、テイスティングをされてお気に入りのワインを見つけてくださいね。

ワインの試飲は、ラヴォー地区の中心リヴァ村に建つビジターセンターラヴォー・ヴィノラマでどうぞ。ラヴォー地区の200種類近いワインの一部試飲と購入、ブドウ栽培とワイン作りの映像が日本語の音声で観賞できますよ。なお、個別のワイナリーを訪れたい方は、現地に問い合わせが必要となるため、スイスエクスプレスにご連絡ください。

ラヴォー・ヴィノラマ Lavaux Vinorama SA
2月~5月、1112月)水~土10時半20時半 日10時半19時
6月~10月) 月~土10時半20時半 日10時半19時

次に、現地で美味しいと評判のレストランをご紹介。ちょっと高台にあるグランヴォー村には、お勧めのレストランが2つあります。レストラン・トゥー・ダ・モンドは見晴らし抜群です。*グランヴォー(Gradvaux)駅へはローザンヌからパレジュー(Palézieux)行き列車で8分です。

ラヴォー地区、グランヴォー村
ルレー・ド・ラ・ポスト Relais de la Poste
月曜休、火~土曜 9時半から14時半 / 17時半から23時 日曜 9時半から14時半

レストラン・トゥー・ダ・モンド Restaurant tout Un Monde
火・水曜休み(7・8月は火曜のみ休) 木~月曜10時~23時


こちらも高台のエッペス村には黄色い外壁が印象的なこのレストランがおすすめ。レマン湖の魚や骨付きビーフなどが自慢です。天気の良い日はテラスから対岸のフランスアルプスの素晴らしい景観を楽しめます。
*エッペス(Epesses)駅へはローザンヌ駅からヴィレヌーヴ(Villeneuve)行き列車で11分で到着。
ラヴォー地区、エペス村 
オーベルジュ・ドゥ・ヴィニュロン


そして、ラヴォー地区はブドウ農家を結ぶ散歩道が整備されています。おすすめは、ピンク色が可愛いシェーブル(Chexbres  Village)駅で下車し、湖岸のサン・サフォラン(St.Saphorin)まで下る1時間の散歩コース。この区間は、ラヴォーパノラミックというミニトレインも3月~10月までの週末に運行しています。まだ元気があれば、サン・サフォランからリヴァまで丘の中腹を歩くのもいいでしょう。もう1つのミニトレイン、ラヴォーエクスプレスは4月~10月、ローザンヌ寄りのブドウ畑の間を走っています。

ラヴォーエクスプレス


秋にレマン湖畔のラヴォー地区を訪れてみませんか?金色に染まる葡萄畑と輝くレマン湖、その向こうにアルプスがそびえる素晴らしい景色はきっと心に残るでしょう!
スイス・エクスプレスではこちらのツアーをご用意しております。もちろん、これを土台にお客様のご要望に応じ、アレンジいたします。スイスワインと世界遺産の風景6日間 スイス時計とワインの旅 ご興味ありましたら、是非お問い合わせください。








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