大晦日の伝統行事『ジルヴェスタークロイゼ』


ジルヴェスタークロイゼ(Silvesterkläuse)をご存知でしょうか。

アッペンツェル・アウサーローデン州のウルネッシュを中心に、長い間受け継がれてきた風習で、毎年12月31日の大晦日(ジルヴェスター)と、ユリウス暦の大晦日にあたる1月13日の2日間行われる年越しの行事です。

「美」「醜悪」「自然」の3種類のクロイゼと呼ばれる精霊が、それぞれ独特の衣装と仮面を身にまとい、鈴の音をならし、ヨーデルを歌いながら村を練り歩いていきます。古い年の悪霊を追い払い、新しい年の福を招き入れるクロイゼたち。日本の獅子舞にちょっと似ていますね。



 
200年もの歴史をもつ古い風習ですが、一時は消えかけたこともあるそう。
現在は、貴重な伝統が再び見直され、ウルネッシュを中心に、シュタイン、ヘリザウなどアッペンツェル地方の各地で行われています。

スイスでもこの地方でしか見られないジルヴェスタークロイゼ。
大切に受け継がれる昔ながらの伝統行事を、是非体験してみませんか?
 
ジルヴェスタークロイゼは12月31日の大晦日と旧暦の大晦日1月13日しか行われませんが、ウルネッシュのミュージアムでは、お祭りの衣装や装飾を一年中見ることができます♪
 
アペンツェルから電車で15分、ぜひ伝統の息づく村ウルネッシュまで足を伸ばしてみては如何でしょうか。


スイスエクスプレスでは、お客様のご希望に合った旅をオーダーメイドします。
是非お気軽にお問い合わせください。
 

 
 







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