スイスのじゃがいも料理 「レシュティ」


スイスの国民食ともいわれるじゃがいものパンケーキ「レシュティ / Rösti
主にドイツ語圏の定番料理で、付け合わせとしてもメインとしてもよく食べられています。

細切りにしたじゃがいもを薄く伸ばし、丸形にして、表面がカリカリ・きつね色になるまでフライパンでこんがりと焼いたもの。ハッシュドポテトによく似ています。

元々は、ベルン州の農民が朝食として食べていたものが始まりだそうですが、今ではスイス全土で食べられるスイス料理の代表格となっています。とくにドイツ語圏を代表する料理で、フランス語圏ではあまり食べられないので、ドイツ語圏のことをレシュティ文化圏とも言います。

ライスやパスタのように、料理の付け合わせとして添えられることもありますが、じゃがいもが主食のドイツ語圏では、メイン料理としても好まれています。目玉焼きやチーズを上にのせたり、ベーコンや玉葱を混ぜたり、クリームソースをかけたり、バリエーションも様々。それぞれの地域やお店で、独自のレシュティが食べられています。

スイスのスーパーではインスタント(レトルトパックに入った)のレシュティも売っています。既に味付けはされているので、フライパンで形を整えてこんがり焼き目が付くまで焼くだけ!お土産に購入し、帰国後にスイスの味を思い出してみては?









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