野生のエーデルワイス群生地☆


スイスの国花、そしてオーストリアの国花でもあるエーデルワイス(Edelweiss=高貴な白)。園芸用に鉢に入っているエーデルワイスは見かけますが、野性のエーデルワイスはなかなかお目にかかれません。自然環境の厳しい高山に咲く花で、古くは消化器・呼吸器の薬として利用されていたそうです。アルプスの高地で放牧が行われるようになると、牛に食べられ減ったそうです。現在は、薬効用と観賞用に園芸栽培されています。薬効では、美容液の原料としておなじみです。

さて、今日は野生のエーデルワイスが群生している場所があると情報を得たのでご紹介。

場所はツェルマットエリア。あまり馴染みのないフリューアルプ(標高2618m)周辺です。フリューアルプはウンターロートホルン(標高3103m)からスネガへ下るハイキングルート沿いにあるので、まずウンターロートホルンへ行きましょう!ウンターロートホルンへは、ツェルマットから地下ケーブルで3分のスネガ(標高2288m)へ。スネガからロープウェイに乗り、ブラウヘルドで1回乗換えるとウンターロートホルンに到着です。まず、レストランで休憩しながら、ここからは先端が最もとがってみえるマッターホルンやフィンデルン氷河の眺めを楽しんでください。その後フリューアルプへ向けて出発!1時間程下った辺りにエーデルワイスの群生地があるそうです。期間は7月中旬から8月上旬。フリューアルプには山小屋ホテル兼レストランもあります。こちらのハイキングコース、ウンターロートホルンからフリューアルプ、3つの湖シュテリゼー、グリンジゼー、ライゼーに寄りながらスネガまで歩く全長7.5キロ、所用時間2時間半の中級コースです。

フリューアルプの山小屋から見るマッターホルン


ツェルマットにゆっくり滞在できて、時期も合っていましたら、エーデルワイスを探しに行くのも素敵ですね♪

フリューアルプの山小屋ホテル兼レストラン ドイツ語
営業期間 夏期 6月23日~9月30日、 冬期 12月1日~4月8日 

スネガとウンターロートホルンのレストラン 日本語(ウンターロートホルンのレストラン名はレストランロートホルンです)

最後に、サウンド・オブ・ミュージックのエーデルワイスの歌詞を記します。元々オーストリアの歌かと思ったら、映画用に作られた英語の歌なんですね。作詞オスカー・ハマースタイン2世、作曲リチャード・ロジャース。

Edelweiss, Edelweiss Every morning you greet me.
Small and white, clean and bright.You look happy to meet me.
Blossom of snow may you bloom and grow, bloom and grow forever.
Edelweiss, Edelweiss Bless my homeland forever.

トラップ大佐が音楽祭のステージで一人静かに歌い始める名場面。祖国への思いがエーデルワイスに託されています。

スイスエクスプレスでは、お客様オリジナルのご旅行を提案させて頂いております。山岳ホテルに泊まるツアーもございます。ご興味をもたれたら、ご連絡ください。








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