スイスの展望台一覧その3 レマン湖周辺とモンブランを望むシャモニー(フレンチアルプス)


写真 ジュネーブ近郊のサレーブ山からレマン湖

今日は、レマン湖周辺のお勧め絶景スポットと、シャモニー・モン・ブランから行けるフレンチアルプスの展望台をお届けします。




レマン湖周辺
ロッシェ・ド・ネ(Rochers de Naye)
標高2000m
レマン湖おすすめの展望スポットです。レマン湖の東端モントルーから登山列車で50分。展望レストランでレマン湖の絶景を堪能してください。高山植物園もあります。
 
レ・プレイヤード(Les Pleriades)(標高1360m
春にレマン湖に訪れたら、ナルシス(水仙)が一面に咲く丘をおすすめします。ネスレ本社があるヴヴェイ(vevey)から登山列車で急峻な葡萄畑を登りすぎること45分で到着。


レ・ザヴァン(Les Avants)も素敵。
*Crea travellerにリンク レマン湖東端のモントルーから登山列車で20分、標高1000mです。こちらも春のナルシスの丘として人気です。
ナルシスの花畑の詳細はこちら。地図も掲載スイス政府観光局HP 開花時期の詳細はこちら


グリュイエール(スイスおすすめの展望台その1でもご紹介しましたが、レマン湖に近いのでもう一度登場)
チーズで有名なグリュイエール村はグリュイエール駅からのどかな牧草地帯を歩いて15分。お城に続く広々とした石畳の1本道にチーズレストランや新鮮な生クリーム山盛りのダブルクリームのカフェなどが連なる可愛らしい町です。城からの眺めものどかです。

モレゾン山(グリュイエール
(こちらもスイスお勧めの展望台その1でご紹介)
グリュイエール駅からグリュイエール村経由バスで15分。モレゾンに着いたらケーブルカーとロープウェイで標高2002mのモレゾン山へ。グリュイエール城やグリュイエール湖、レマン湖、ジュラ山脈、モンブランやベルナーアルプスなど360度の展望が広がります。レストランでのんびりして下さい。


モルジュのチューリップ・フェスティバル
レマン湖北岸のちょうど真ん中あたり。ローザンヌの西10キロ。13世紀からサヴォア家が築いた古城や中世の町並が残り、湖畔には年間を通じて花々が咲くことから花の町として有名です。1971年から毎年春にレマン湖畔のアンデパンダンス公園に、300種類約12万本のチューリップが咲き誇るチューリップフェスティバルが開催されています。2019年は331日から55日開催。週末には出店も出て、にぎやかになります。レマン湖とフレンチアルプスを背景に息をのむほど美しい光景が見られることから、世界中から観光客が訪れています。

毎週水曜土曜に旧市街で開催されている朝市もおすすめです。 オードリー・ヘップバーンは36歳から亡くなる63歳まで近くのトロシュナ(Tolochenaz)に暮らしていましたが、朝市に最期のパートナーとよく買い物に来ていたそうです。トロシュナへはモルジュ駅前からバス702番で12分、徒歩2030分。レマン湖畔や旧市街には美味しいレストランやカフェが並んでいます。


エルミタージュ財団(ローザンヌ)
ローザンヌ郊外の高台に建つ19世紀の邸宅が現在美術館となっています。手入れの行き届いたお庭から、大聖堂やレマン湖を見下ろす眺めが素晴らしいです。ローザンヌを訪れたら是非、行ってみてください。
エルミタージュ財団公式HP

モンブノン公園(ローザンヌ
坂の街ローザンヌ内のおすすめ展望スポットは、ローザンヌ中央駅から旧市街に上る間(少し西側)にあるモンブノン公園。公園自体が綺麗に整備されていてとても素敵です。

サレーヴ山(ジュネーブ)
ジュネーブ市街から南東約7キロにある標高1375mのサレーヴ山はジュネーブ市民の親しみある地元の山。スイスではなくフランス領ですが、ジュネーブ市街、レマン湖の大噴水、フレンチアルプスまで見渡せます。ジュネーブ・コルナヴァン駅からバス8番のVeyrier-Douane行き(Veyrier-Tournettes行きではない)で25分、終点のVeyrier Douane下車。国境を越え10分でロープウェイ乗り場。山頂からハイキングコースがいくつかございます♪

世界遺産の葡萄畑ラ・ヴォー地区

ラ・ヴォー地区は、レマン湖の北岸のローザンヌと東端のモントルー間に広がる急峻な葡萄産地。生産村をつなぐ散策路が整備されています。レマン湖と葡萄畑を見下ろす眺望抜群のレストランでランチを頂き、その後下りの散策するのはいかがでしょうか?


①高台のグランヴォー(Grandvaux)
南西の湖畔のリュトリー(Lutry)村へ下る約4キロ1時間の散策路があります。途中、アラン(Aran)手前は絶好の眺望ポイント。この区間は、4月から10月はブドウ畑を巡る電動自動車(ラヴォー・エクスプレス)が出ています。リュトリー村にはレマン湖の湖船の港もあります。

②高台のエッペス(Epesses)
リエ(Riex)を経由し南西の湖畔のキュリー(Cully)へ下る約2.2キロ45分の散策路があります。キュリーもブドウ畑を巡るラヴォーエクスプレスの発着村です。

③高台のシェーブル(Chexbres Village)
サン・サフォラン(St.Saphorin)に下る1時間の散策路があります。サン・サフォランから更にワイン試飲場(ラヴォー・ヴィノラマ)のあるリヴァ(Rivax)まで丘の中腹を歩いて向かえば2時間のコース。シェーブルからサン・サフォラン間は、もう1つの電動自動車(ラヴォーパノラミック)が3月~10月に走っています。

①②コースの出発点グランヴォーとエッペス、到着点リュトリーとキュリー村は全てローザンヌから(へ)列車で10分ほど、③コースの出発点シェーブルへはヴヴェイから列車で8分です。スイスエクスプレスなら、必要な時に必要な場所だけ専用車や日本語ガイドを手配できます♪


フレンチアルプス(モンブラン周辺)
シャモニ・モン・ブラン
標高4810mのモンブランはフランスとイタリア国境にそびえるヨーロッパ最高峰。その北側の麓が美しいアルペンリゾート、標高1037mのシャモニ・モン・ブラン。フランス領なので、どこか華やかな雰囲気。町からモン・ブランを望め、各展望台へ四方にロープウェイが伸びています。


エギーユ・デュ・ミニ
  標高3842m
モン・ブラン山群の台パノラマが広がるヨーロッパ有数の展望台。最上階の展望台は360度の視界が広がります。シャモニ・モン・ブランのソシュール広場から徒歩15分。ロープウェイで20分で到着。高度差が激しいので、途中駅で休むのもおすすめします。


エルブロンネル展望台
 標高3462m。イタリア領
エギーユ・デュ・ミディからロープウェイで氷河を渡り30分。ここからイタリア側の麓の町クールマイユールまでロープウェイで乗り継ぎできます。時間に余裕があれば、北側のシャモニ・モン・ブランから南のクールマイユールまで山脈横断もできます。見る角度により姿を変えるモン・ブラン。フランス側からは白い山、イタリア側からは魔の山と呼ばれるのも実感できるでしょう。


モンタンヴェール展望台 標高1910m
グランド・ジョラス北壁とそこから始まるメール・ドゥ・グラス氷河を見下ろせる展望台。シャモニ・モン・ブランから登山列車で20分。短いロープウェイを乗り継ぐと氷河の上に下り立つことも出来ます。

ブレヴァン展望台 標高2524m
シャモニの町を挟んでモン・ブランと向かい合うようにそびえるエギーユ・ルージュの中腹にあるプレヴァン。エギーユ・デュ・ミディも含めてモンブランを見渡せるお勧めの眺望です。


今回はレマン湖周辺とシャモニ・モン・ブランの絶景ポイントをご紹介しました。次回はエンガディン地方とティッチーノ州のおすすめ展望台をご紹介しますね。







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